早期の受診から前向きな生活へ
「あれ?」と思った時に、『今』できること
「覚えるのに自信がなくなった。」
「何回も同じことを聞くようになった。」「車をぶつけたり、財布をなくすことが多くなった。」
以前まで出来ていたはずのことが徐々にできなくなると、ご本人もそのご家族も不安な気持ちになると思います。「もの忘れ」は、外見ではわかりにくく、生活の場面やコミュニケーションで気づくことがよくあります。また、認知症とうつ病などの精神疾患との区別が難しい場合や、脳卒中などの既往がある場合にも記憶力が低下する場合もあります。
その一方で、治る認知症や対応の仕方で症状が改善が期待できる場合もあります。
医療機関を早めに受診することで、『今』の状態を知ることが出来ます。
早期に受診することで、ご自身の考えでこれからの生活をイメージでき、準備する時間ができます。
認知症が疑われた際のチェックリスト⇒認知症基本チェックリスト(PDFファイル:63.7KB)
診断は認知症専門の医療機関へ
認知症の診断は初期ほどむずかしく、熟練した技術と高度な検査機器を要する検査が必要です。専門の医療機関への受診が望まれます。
初期の頃は特に画像検査だけでは、脳の病変が見当たらない場合もあり、「うつ」や「せん妄」と区別がつきにくいケースもあります。
主な検査内容
CT・MRI・脳血流検査などの画像検査、記憶・知能などに関する心理検査を行います。同時に、認知症を引き起こす身体の病気でないことを確認します。本人や家族から日常生活について話を聞きとり、認知機能の検査も併せて総合的に判断されます。
近隣の主な認知症の診断が可能な医療機関
□国立病院機構 琉球病院(認知症外来)
電話番号:098-968-2133 金武町字金武7958-1
□いずみ病院 (老年期外来)
電話番号:098-972-7788 うるま市栄野比1150
□沖縄リハビリテーション病院(県指定:認知症疾患医療センター)
電話番号:098-979-9952 沖縄市比屋根二丁目15番1号
□医療法人タピック 宮里病院(県指定:認知症疾患医療センター)
電話番号:098-053-7772 名護市宇茂佐1763-2
早期に受診することのメリット
・認知症と診断されたら、原因疾患に合わせた適切な治療を始めることにより、進行を遅らせることができる場合があります。
・認知症ではない場合、手術や内科的治療、適切な薬の調整などで治る場合もありますが、長時間放置すると、回復が難しくなります。
・早期であればあるほど病気のことを理解して受け入れやすく、生活しづらさやトラブルを自分で工夫して軽減することもできます。
・症状が軽度のうちに、重度になったときに備えて信頼できる人に代理判断を託すことを決めておけば、自分が願う生き方に近づけると思います。
認知は認めるが改善可能な病気や症状
正常圧水頭症、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫 ▶ 脳外科的処置でよくなる場合があります
甲状腺ホルモンの異常▶ 内科的治療でよくなる場合があります。
不適切な薬の使用 ▶ 薬の中止や変更などにより回復します。
受診に抵抗がある場合
「認知症かな?」と思っても、医療機関を受診するのに抵抗を感じる人も多いかもしれません。特に本人は、自分自身の異変に気が付きつつも自分が認知症でことを認めたくない気持ちや、これから先の不安な気持ちでいっぱいなのです。
ご家族は、「早くお医者さんに診てもらえれば治る可能性もあること」「家族が本人のことを心配していること」「本人や家族のために受診してほしいこと」を説明し、受診の説得をしましょう。
しかし、認知症の症状が進んでいる場合には、ご家族が説得しても受診を拒否することがあります。お医者さんから説得してもらうとスムーズに受診に繋がる場合もあるので、かかりつけ医の先生に協力をお願いしてみるのも有効でしょう。
診断を受けたら
これからどんなふうに暮らしていきたいか、家族など身近な人と話し合っておくと良いと思います。認知症が進行した時の介護のあり方、終末期医療について望むことなども周囲の人に理解してもらうようにしましょう。
うまく表現できない人、発語しにくい人も、自分なりの思いを伝えることが大切です。
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉課
〒904-1292 沖縄県国頭郡金武町字金武1番地
TEL:098-968-3559 FAX:098-968-6275
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更新日:2026年04月02日