DPT-IPV-Hib(5種混合)について

更新日:2026年04月02日

ジフテリア(D)

ジフテリア菌の飛沫感染(ウイルスや細菌がせきなどと共に空気中へ飛び出し、人に感染する方式)で起こります。
感染は主に咽頭ですが、鼻にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吹様の咳、嘔吐(おうと)などで、偽膜を形成して窒息死することがあるおそろしい病気です。最近ではロシアで流行がありました。予防接種を続けていかないと日本でも再び流行する可能性があります。

百日せき(P)

百日せき菌の飛沫感染(ウイルスや細菌がせきなどと共に空気中へ飛び出し、人に感染する方式)で起こります。
百日せきは普通のカゼのような症状ではじまります。続いてせきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続的にせき込むようになります。熱は出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、チアノーゼやけいれんがおきることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症をおこします。
乳児では命を落とすこともあります。

破傷風(T)

破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にひそんでいて傷口からヒトへと感染します。
傷口から菌が入り体の中で増え、菌のだす毒素のために口が開かなくなったり、けいれんをおこしたり、死亡することもあります。
患者のほとんどは自分では気づかないほどの軽い傷が原因です。日本中どこでも土中に菌はいますので、感染する機会は常にあります。
また、お母さんが免疫をもっていれば新生児の破傷風も防げますので、ぜひ予防接種を受けておきましょう。

不活化ポリオワクチン(IPV)

 ポリオウイルスは人から人へ感染します。感染した人の便中に排出されたウイルスは口から入り、咽頭または腸で増殖します。ほとんどの例は病気の症例が出ない不顕性感染で終生免疫を獲得しますが100人中5人~10人は風邪様の症状で発熱を認め、続いて頭痛、嘔吐があらわれ、まれに麻痺が出現します。一部の人には麻痺が残ることや、呼吸困難で死亡することがあります。

インフルエンザ菌b型(Hib)

 乳幼児の細菌性髄膜炎の原因の半分以上を占めています。細菌性髄膜炎(Hib髄膜炎)にかかると約5%の乳幼児が死亡し、約25%に発育障害(知能障害など)や聴力障害、てんかんなどの後遺症が残ると考えられています。

対象年齢、接種回数および間隔

【対象年齢】生後2か月から90ヵ月(7歳6ヵ月)の前日

【接種回数および間隔】※1回0.5mlずつ接種、皮下または筋肉内に接種

初回:3回         追加:1回

     ・初回1回目  ⇒  初回2回目(20日以上あける) ⇒  初回3回目(20日以上あける)

     ・追加接種(6か月以上あける)

注意

回数が多いので、接種もれに注意しましょう。

5種混合ワクチンの副反応

接種部位の副反応として注射部位の紅斑・膨張・硬結(しこり)、気分変化、下痢、発熱(37.5℃以上)などがあります。
 また、稀ではありますが、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれん(熱性けいれんを含む)に関する注意が記載されています。接種後は観察を十分に行い、異常が見られた場合は接種医にご相談ください。

ご注意

予診票は、お子さんの健康状態に詳しい保護者が記入し、母子手帳と一緒に持参してください。
また、接種にはお子さんの健康状況をよく知っている保護者が連れて行きましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉課

〒904-1292 沖縄県国頭郡金武町字金武1番地
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