産業・教育・福祉

更新日:2022年04月01日

農業

パイナップル、ゴーヤなどが並んだ金武町の農産物をイメージしたイラスト

金武町の農業は、キャンプ・ハンセン基地の建設で多くの優良地が接収され、一時期大きく減退しました。しかし、今日は土地改良など農業の基盤整備も進み、また若年農業従業者による熱帯果実や花卉などの栽培が盛んに行われるようになり、専業農家も増え活気を取り戻しつつあります。
耕種部門では花卉が一番多く次いで、野菜、さとうきびとなっています。近年は、田芋・水稲・果樹なども増加傾向にあります。
畜産部門では豚が最も多く、次いで鶏卵・乳用牛となっています。

漁業

金武町付近で獲れた魚介類がトロ箱に並べられている様子の写真

金武町の漁業の主な漁法は、刺し網・一本釣り・はえ縄・定置網・海面養殖などです。
魚種別にみると、マグロ類・ブダイ類・ハタ類・その他魚類を中心にした生産が主体となっていますが、他に、イカ類・タコ類・海藻類なども生産されています。
近年、パヤオ操業の普及により漁船等が大型化したため、漁港施設の整備拡張、漁業施設の整備等を進めています。

工業

大釜でかき混ぜられている塗料の写真

金武町の工業は、窯業土石製品製造業を主体に、家具・装備品製造業・金属製品製造業が主な業種となっています。
町内の雇用機会の増大を図るため、農産物や漁獲物の付加価値を高める特産物加工業(1.5次産業)の創出を推進する必要があります。

商業

コンクリート建ての店舗が整然と並んでいる新開地商店街の写真

金武町の商業は、米軍の駐屯に伴い新開地地域を中心に繁華街が発達し、国道329号線沿いに生活用品を主とした商店が立地しています。
新開地(しんかいち)地域は、横文字のカンバンが多く掲げられ、今なおドル経済の面影が色濃く残り独特の雰囲気があります。このため観光地としての可能性が秘められています。

学校教育

金武町学生によるブラスバンド演奏の様子の写真

本町には学校教育施設として、金武中学校、中川小学校、金武小学校、嘉芸小学校があり、それぞれの小学校には幼稚園が併設されています。

プールで泳ぐ子供たちの写真

学校教育は、生涯学習の基礎を養う場所として重要であり、幼児、児童、生徒が社会の変化に主体的に対応できる能力と学力を育成するため個性を重視した指導を行うとともに、進取の気象と不撓不屈の精神に富んだ国際性豊かな育成が図られています。

社会教育

「集い 学び 語り合う」

集団で並んでピースサインを向ける児童たちの写真

本町の社会教育は町民の教養の向上、健康教育、生活文化の振興を図るため、社会教育施設として、昭和59年9月に開設された中央公民館、図書館、体育館を拠点に各地区に公民館が設置されています。
公民館は地域住民の実生活に根ざした住みよい地域社会づくりを促す役割を担い、中央公民館と各地区公民館が連携を図りながら生涯学習社会の形成に努めています。

黄色い着物を着て並んで踊る女性たちの写真

社会教育の活動状況は、公民館講座、各種学級などを通して子どもから老人にいたる各層を対象とした活動が展開されています。

福祉

「すべての町民が健やかにしあわせに」

電動車いすに乗る人と手をつなぎ支える人の写真

金武町では、すべての町民がしあわせで人間性豊かな生活ができる社会づくりを目指して、内容の充実した福祉対策を推進しています。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課

〒904-1292 沖縄県国頭郡金武町字金武1番地
TEL:098-968-2111   FAX:098-968-2475
問い合せはこちらから